麻布十番パーソナルジム|腰痛をお持ちの方へ

※腰痛をお持ちでない方はお読みいただかなくて結構です。


麻布十番パーソナルジム腰痛

ストレスの多い現代人は体に何かしらの痛みや違和感を抱えています。

こちらにお越しいただくクライアント様もお体に問題を抱えているケースが多いです。

 

その多くは治療の要らない軽度なもので、肩や肘、膝など、傷害部位や痛みの度合いによってはその部位への負荷を避けてトレーニングすることは可能ですが、首から腰にかけての背骨(脊柱)に痛みがあるとそうはいきません。

 

背骨の中の痛みで一番多いのが腰痛です。

 

腰はまさに字の如く体の要で上半身のどの部位をトレーニングするにも、脚をトレーニングするにも必ず負担がかかります。

 

 軽度なものであればなるべく負担がかからないように種目を選んだり、腰痛を予防するためのベルトを巻いたりしてトレーニングすることは可能ですが、行える運動も制限されますし、悪化してしまうリスクは否めません。

 

競技に人生のすべてをかけているアスリートでもない限り、一般の方の健康促進やボディメイクのためのトレーニングにそこまでのリスクを冒すべきではありません。

 

せっかくマンツーマンでのトレーニングを始められるのであれば、必要があれままずは然るべき治療を受け、万全の状態で効率よくトレーニングをはじめられることをお勧めいたします。


違和感以上の痛みがある場合は専門医の診断を受けてください


麻布十番パーソナルジムぎっくり腰

腰痛と一口に言っても放置していれば違和感が緩和するものから何かしらの処置が必要な強い痛みを発するものまで様々です。

 

以下に該当する診断を受けたことがあり現在も強い違和感を感じる方や、軽度な違和感とは違う痛みを感じる方は、トレーニングを開始される前に念のため、医師への相談をおすすめする場合がございます。

 

また、治りかけの急性腰痛(ぎっくり腰)もまずは寛解をお待ちいただき、医師の同意を得てからトレーニングを開始されることをお勧めいたします。


背骨と椎間板


麻布十番パーソナルジム脊柱

 

 

 

 

 

頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨1個、尾骨1個の計26個の骨が積み木のように積み重なって脊柱(背骨)形成します。

麻布十番パーソナルジムの椎骨

 

 一つ一つの骨を椎骨(画像のピンクの部位の上下の白色部位)といいます。

椎骨の前方部を椎体(長方形様部位)、後方を椎弓(こちらの画像では魚の尾びれ様部位)といいます。

上下椎骨は完全には離れておらず、椎弓から関節突起と呼ばれる関節を上下に有しています。

 

椎骨間には椎間板と呼ばれる軟部組織(画像のピンク色の部位)が存在し、頭部や上位椎骨の重さを支える緩衝材として機能しています。

麻布十番パーソナルジムの椎骨

 

 

腰椎の第5椎骨。オレンジの枠内が椎体、水色の枠内が椎弓です。

 

上記画像のピンクの部位を椎骨から取り外した状態がこちらの画像です。中心の濃い茶色部分は80%超の水分を含むゼラチン様の物質で髄核といいます。

髄核は弾力性に富んでいて、その周りを取り囲む樹木の年輪のようなものは繊維輪といい、軟骨のような組織が髄核を何重にも包んだような構造になっています。

麻布十番パーソナルジムの椎間孔

椎体と椎弓の間には椎孔があり、椎骨の連結で脊柱ができると、椎孔の連なりは脊柱管となります。

脊柱管の中には脊髄が収納されていますが、腰部では脊髄から神経細胞がなくなり、神経線維の集まりの馬尾神経となります。

 

第5腰椎椎骨。赤い三角形の内側が椎間孔です。


痛みの原因となる主な症例


以下はこちらでのトレーニングを開始する前に、医師への相談をおすすめすることが多い主な疾患です。

その中でも特に多い椎間板ヘルニアと脊椎分離・すべり症について簡単にご説明いたします。


椎間板ヘルニア


繊維輪に裂け目ができてそこから髄核がはみ出してしまった状態です。

 

強い炎症が起きると腰部や脚に激しい痛みやしびれを伴います。

 

椎間板ヘルニアは首から腰まで、どの部位でも発生する可能性がありますが、腰が好発部位です。

 

椎間板は縦方向の圧には強いのですが、曲げたり捻ったりなど、横方法には比較的弱い性質を持ちます。椎間板は上半身を支える圧が常にかかり、休むことなく動作を強いられているので老化が早く、前述のとおり腰椎の4、5番目が好発部位です。

麻布十番パーソナルジム椎間板ヘルニア模型

初期の治療は骨盤けん引治療や温熱・低周波治療などをおこない、同時に湿布剤を使用します。

更に症状が強い場合はブロック注射などを行います。

これらの保存療法でも症状が改善しない場合は髄核摘出手術を行う場合があります。

 

(赤い部位がヘルニアです)


脊椎分離症・脊椎すべり症


麻布十番パーソナルジムの脊椎分離症

椎骨の前方部を椎体(長方形様部位)、後方を椎弓(こちらの画像では魚の尾びれ様部位)といいます。

上下椎骨は完全には離れておらず、椎弓から関節突起と呼ばれる関節を上下に有しています。

 脊椎分離症の分離とは骨折(椎弓の関節突起の疲労骨折)、脊椎すべり症のすべりとはずれ(椎体の前方へのずれ)という意味です。

麻布十番パーソナルジムの腰椎

※左の模型はからだの背面からの模型です

同じ姿勢を取り続けると上半身の重みが椎弓の分離した部分やずれかけた椎間板などに力学的に弱い部分にかかってきてしまい、そのために腰痛が起こります。

 

立ちっぱなしがつらかったり、イスに長時間座れないなど同じ姿勢を長時間続けると痛む腰痛の原因であることが多いです。

 

■分離症

骨が成熟していない成長期に激しいスポーツをして、椎弓部が疲労骨折を起こし、本来一体であるべき脊柱骨が分離します。

特に腰部を反らすような動きの多いスポーツを学生時代に行った経験がある方がなやすいとされています。

この時期にスポーツを中断してコルセットなどで固定すれば骨癒合も可能ですが、この時期を逃すと分離して残ってしまいます。

 

分離症は若年期には腰痛はあまり無く、自覚症状のないまま成長します。しかし、加齢とともに椎間板に弾力がなくなり、体重増加や急な運動で分離した脊椎骨にずれの力がかかるとそれが神経を刺激して腰痛を招きます。

 

デッドリフト、バックエクステンションなど腰部を大きく反らすようなエクササイズは禁忌とされています。

 

■すべり症

3種類のすべり症について解説いたします。

①形成不全すべり症

先天性のものです。

お尻が出っ張り腰部を反らし気味の姿勢が特徴で、体が硬く前傾が制限されたり、腰痛とともに足指に力が入らなくなったり足裏のくぼみが変形してしまったりする場合もあります。

手術が適用になるケースが多いです。

 

②分離性すべり症

分離症から進んで椎体が前方へ滑ってくることで起こります。

関節突起部が骨折しているため、椎体への前方へのすべり止めが効かなくなる結果起こります。

①のような麻痺症状よりも腰痛、坐骨神経痛に進むことが多いです。

 

③変性すべり症

 中年以降の疾患で女性の方が多いとされます。

好発部位はL4ーL5間です。

椎間関節もすり減っているため第4腰椎の下関節突起が第5腰椎関節の上関節突起を乗り越えるようにずれていき、脊柱管は前後が狭くなります。

その状態を狭窄といいますが、歩行時に狭窄が強まり、足がしびれるなどの症状が出ます。

しゃがんで休憩すると症状が緩和しますが、これは狭窄状態が軽くなるためです。

これを間欠性跛行といい脊柱管狭窄症や変性すべり症の特徴です。

一度に歩行できる距離が短くなるような場合は手術が適用となります。


その他状態によってはトレーニングをお断りさせていただく場合のある腰部の症例


椎間板ヘルニア、脊椎分離・すべり症のほかにも脊柱管狭窄症、変形性脊椎症などの診断を受けたことのある方は、現在痛みが無い状態であっても医師に相談の上トレーニングを開始されることをお勧めしております。

 

また、骨粗しょう症の方のトレーニングはお断りさせていただいております。